身体に直接鍼で刺激を与える事により（皮膚の内側から）、痛みなどの原因になっている部位を根本から治療することができます。鍼が身体に入ると、身体が異物と判断して患部に白血球が増殖します。その働きによって疲労などで滞っていた血流等を良くし筋肉を緩めるなど新陳代謝を促す効果があります。また、自律神経を介して各種ホルモンの働きを活発にし内蔵機能を調節したりする効果もあります。鍼治療は薬剤と違い元々持っていた身体の能力を引き出す治療であり副作用の無い、最も身体に優しい治療法なのです。
そして適応疾患は実は非常に幅広く、薬で治らない症状や、病院で「検査しても異常はない」というような方、またストレスが原因という方でもほとんどの場合効果が認められております。

■鍼治療はどんな症状に効くの？（WHO参照）

スポーツ障害にはもちろん、肩こり・腰痛などの慢性疾患でお悩みの方、
病院で検査して異常なしと言われるけれども一向に症状が改善しない方などにお勧めします。

【鍼治療が得意とする疾患】

運動系　　　むち打ち症、寝違い、肩首のコリ、四十肩、五十肩、腰痛、膝痛、

筋肉痛　　　ぎっくり腰、肉離れ

神経系　　　筋収縮性頭痛、偏頭痛、肋間神経痛、坐骨神経痛、冷え性、手足のしびれ

精神系　　　不眠症、不定愁訴

婦人科系　　生理痛、むくみ、更年期障害、月経不順

【一般的な適応症】

感覚器系　　眼精疲労、耳鳴り、難聴

循環器系　　本態性高血圧、動脈硬化症、低血圧に伴う諸症状

消化器系　　慢性胃炎、食欲不振、神経性消化不良、胃下垂、便秘、下痢

泌尿器系　　慢性膀胱炎、頻尿症

などその他多数。

高熱を発している時・飲酒している時など、鍼治療を避けたほうが良い場合がございますので、詳しくはお尋ねください。

■スポーツ鍼灸と一般的に言われている鍼灸治療の違いとは？

■受験勉強で首・肩のこりがひどく、背中が丸くなって姿勢が気になるのですが大丈夫ですか？