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熱中症の予防と応急処置
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日本の夏は非常に蒸し暑く、いつ熱中症が起きてもおかしくない環境にあります。
そこで事故を未然に防ぐために気をつけること、また万が一事故が起こった場合、熱中症の程度によって適切な対処ができるようにアドバイスしてゆきます
★熱中症とは
気温が高い・湿度が高い・風がない・直射日光に当たる、といった環境下でスポーツ活動や労働したときに起こる症状をいいます。
その症状は大きく分けて4つの症状があります。
@熱けいれん (軽度)
A熱失神 (軽度)
B熱疲労 (中等度)
C熱射病
(重度=要注意)
◆実際の応急処置方法◆
<予防> スポーツ活動時の熱中症を予防するための3原則!!
@暑い環境への順化
順化とは高温環境に身体機能を適応させることをいいます。暑い地域へ移動した時、季節の変わり目(春から夏にかけて)に熱中症は起きやすいのは、この暑い環境への順化がうまくできていないからです。一般的に順化するためには4〜5日程度活動しなければなりません。最初の2〜3日は夕方の涼しい時間帯に軽い練習をおこなって、それから徐々に練習強度をあげて練習時間も長くしていきます。このように体が暑さに慣れてから本格的な練習に入っていきましょう。
A水分と塩分の補給
人間の身体は塩分などのミネラルが含まれた体液で体のバランスを保っています。水分補給をする時、水だけでは体内のミネラルバランスが崩れ筋のけいれんが起きたりします。そこでうまく塩分の補給もしなくてはいけません。塩をひとつまみ入れた水でもいいですし、市販のスポーツドリンクを薄めたものがオススメです!
(市販のドリンクは糖質が多く含まれるものもあり余計に喉がかわきますので薄めるとよいでしょう。)
B運動、服装、環境の各要因の組み合わせによる限度
強度な練習・全身を覆うような服装・昼間や暑すぎる環境の中での運動は最も熱中症を起こしやすくなります。服装はなるべく軽装が良いですが全身を覆うウエアを着用するスポーツでは、休憩時には衣服を緩めたり防具をはずし体に熱がこもらないように気をつけましょう。
またダイエットの為にサウナスーツを着用して運動をするのはとても危険です。大量の汗をかくため熱中症が起きやすくなります。そして、炎天下で行う場合は必ず帽子を着用しましょう!